「シルク&リネン」の素材づくり
リネンのナチュラル感をネックレスに取り入れたい!そんな想いで素材探しを始めました。
リネン100%、リネン&コットン、リネン&シルクなど。しかしどれも「これだ!」というトリプル・オゥが求める素材が見つからず。それだったらオリジナルで作ってしまおう!と麻(リネンやラミー)スペシャリストのトスコ株式会社さんにたどり着きました。
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通常 紡績で糸を作る工場では数トン単位で糸を作られているようで、トリプル・オゥでは桁違いの量でした。それでも最小の量(それでも私たちで使うには1~2年分の糸)で制作いただけることになりました。
原料を決めることから糸づくりが始まります。
フランス・ノルマンディー地方で栽培された上質なフレンチリネンを選びました。そこにしなやかさとソフトさを求め、シルクをブレンドすることに。
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リネンとシルクの割合にもこだわり シルク6 リネン4の割合で。柔らかく、リネンのナチュラル感もある風合いを大切にしました。
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広島にあるトスコ三原工場での製造に立ち会ってきました。原料のファイバーから様々な工程を経て、糸に仕上がるまでの難しさや良質な糸を作るポイントなどがわかりました。
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シルクとリネンの繊維(手前:リネン、奥:シルク)
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練条(れんじょう)工程:紐状のスライバと呼ばれるシルクとリネンを混ぜながら均一に伸ばしていく工程。
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練条工程を4回行い、シルクとリネンの繊維が均一に混ぜられた状態
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精紡と呼ばれる工程:ひき伸ばしながら撚りをかけて糸にする工程
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原料選び、その割合、太さ、撚り具合 どれをとても糸の風合いや質感に大きく左右する条件をそれぞれトリプル・オゥのネックレス仕様に合わせて作っていただいた完全オーダーメイドの糸です。
このシルク&リネンによるアイテムをぜひご覧ください。