重ねることで生まれる輝き ― トリプル・オゥのオリジナル刺繍技法〈KASANE〉

トリプル・オゥのアクセサリーには、見た目の美しさだけでなく、長年培われた刺繍技術が息づいています。
その中でも象徴的なのが、オリジナルの刺繍技法〈KASANE(かさね)〉です。

KASANEはその名の通り、“糸を重ねる”ことで生まれる奥行きと柄が特徴。
シルクの糸玉の上に、繊細なラメ糸を丁寧に重ねていくことで、まるで手毬のような立体感と光の層が生まれます。
光を含んだように柔らかく輝く表情は、精密なプログラミングと職人のこだわりによるものです。

■職人泣かせの繊細な技術

この美しい仕上がりの裏には、職人の根気と試行錯誤があります。
開発当初は、ラメ糸を重ねる際に下のシルク糸玉に糸が食い込んでしまい、せっかくのきらめきが埋もれてしまうという課題がありました。


ミシンの設定や、刺繍データのわずかな縫い角度や密度の調整を何度も重ね、ようやく理想的な立体感を再現できるようになったのです。

さらに、KASANEは糸玉の上からラメ糸をざっくりと重ねていく大胆な技法。
上糸が一度でも切れてしまうと、その糸玉はやり直しがきかず使えなくなります。
完成までに約一割が不良になることもあるという、まさに“緊張感のある仕事”。
それでも職人たちは一本の糸の張りやミシンのクセに細心の注意を払いながら、美しい仕上がりを追求しています。

■冬を華やかに彩る、〈スフィアシルクネックレス KASANE〉

この技法を用いた〈スフィアシルクネックレス KASANE〉は、白いシルクの糸玉にラメ糸を重ねた、まるで雪の結晶のようにきらめくデザイン。
シルクの上品な光沢と、ラメのアクセントが織りなすコントラストは、冬の装いにぴったりです。

カラー:ゴールド

60cmのロングタイプで胸元に自然な存在感を添え、マグネット式の金具で着脱も簡単。
日常のコーディネートにはもちろん、パーティーシーンにもおすすめの華やかさです。

一つ身につけるだけで、冬のスタイルをやさしく、そして凛と輝かせてくれます。

カラー:シルバー

■光を重ね、想いを重ねて

「糸を重ねる」という行為は、トリプル・オゥが大切にしてきた“素材と技の融合”そのもの。
職人の丹念な仕事が生み出すKASANEの輝きを、ぜひお手に取って感じてみてください。

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