【スタッフ自由研究】トリプル・オゥのネックレスは土に還るのか?

こんにちは、トリプル・オゥのノムラです。

今回は、私の自由研究「トリプル・オゥのネックレスは土に還るの?」のお話です。

世の中でサスティナブルやSDGsへの関心が高まって来ている中、天然繊維は土に埋めれば分解されるという内容の記事を見かけました。

その時思ったのは、“トリプル・オゥのアクセサリーも植物由来の糸で出来ているから、土に分解されるのでは?”ということ。

そこで、定番アイテム「スフィア・プラスネックレス」で実験をしてみることにしました。

約1年半、土に埋めたネックレスはどうなるのか?ぜひ最後までご覧ください。

キュプラとは?

スフィア・プラスネックレスは、キュプラの糸を使って出来ております。キュプラの原料は木材パルプや、コットンリンターと呼ばれる綿の種子の周りについている短い繊維です。これを化学処理してキュプラ糸がつくられます。

トリプルオゥの糸

私たちが使っているキュプラの刺繍糸は、シルクのような光沢と、少し毛羽のある柔らかな風合いが特徴です。

この糸は、人体への安全を証明するエコテックススタンダード100(乳幼児クラス)の認証と、地球にやさしい商品の証のエコマークの承認を受けております。

ベビー服にも使える糸なので、敏感肌の方も安心して身に着けて頂けます。

生分解とは?

微生物の働きにより、分子レベルまで分解し、最終的には二酸化炭素と水となって自然界へと循環していく性質をいいます。

自然界で分解されにくいマイクロプラスチックなどが問題となって以降、持続可能な社会を作る為に、生分解性の高い素材が求められております。

実験してみました!

2021年9月、キュプラの生分解性が本当なのかを検証すべく、土に埋めてみました。土はコンポスト用の菌床を使用。なるべく自然と同じ環境になるように雨風のあたる屋外に放置しました。

せっかくなので、他の素材のアイテムも一緒に埋めてみました。右からスフィア・プラス(キュプラ)、スフィア・プラス(キュプラ・ポリエステル)、スフィア・プラス(シルクリネン)、スフィアシルクA(シルク)、スフィアラメ(キュプラ・ポリエステル)

※今回はチャームや留め具などの金具類は事前に外しております。

1年半後の様子

木々の隙間に置いていたので、ちょっとすごい状態です。表面に見えているものもありますね。さっそく掘り返していきます!

スタッフからは泥染めのような状態で、これはこれでかっこいいという声も…。埋めたときとだいぶ見た目の変化を感じます。

結果発表!

ネックレスを1年半埋めた結果

①スフィアプラス(キュプラ)は、ほぼ跡形もなく分解されておりました。もしかしたら1年半よりもっと早く分解されていたかもしれません。

②スフィアプラス(キュプララメ)は、キュプラはほとんど分解され、ラメのポリエステルのみ残っております。ポリエステルはやはり分解されませんね。

③スフィアプラス(シルクリネン)は触ると脆いですが、形はなんとなく残っていました。

④スフィアシルクAは玉が大きいせいか、あまり分解は進んでないようです。土に完全に埋まりきってなかったのも理由の一つかもしれません。

⑤スフィアラメは、キュプラとポリエステルの繊維を撚って出来た糸を使っておりますが、キュプラが分解され、ポリエステルのラメだけが残った結果、輝きが増しました。

シルクやシルクリネンは、まだまだ形が残っているので、継続して埋めてみたいと思います!

キュプラ糸は、1年半でほとんど分解される結果となりました。

このように生分解性のある糸を使っているため、スフィア・プラスを製品としてきれいに使えるのは、毎日身に着けて2〜3年程になります。それ以上長く愛用して頂く為には、日々のお手入れが大切です。

最後に

糸には染色などの加工も施されているので、「分解された=地球にやさしい」と言うには、さらなる検査が必要です。しかし、今回の結果を受けて、環境に配慮したモノづくりについて、改めて考えるきっかけとなりました。これからも技術と発想で日常を豊かに出来るようなアクセサリーづくりに励んでいきたいと思います!

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この記事を書いた人

トリプル・オゥPR担当。1300年の歴史をもつ“織都”桐生市(群馬)の独特なカルチャーが好きです。今後はトリプル・オゥを通して桐生の街の魅力も伝えていきたいです!

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